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プロが教える!七五三写真の撮り方【 パパママ向けカメラ撮影のポイント】

HanaHana

七五三のお祝いは、お子様の健やかな成長を願う、一生の思い出に残る大切な瞬間です。

日々成長していくお子さんの姿を写真や動画に収めたいと思って、ミラーレスカメラや一眼レフカメラを購入された方も多いかと思います。

せっかくならお持ちのカメラで、お子さんのかわいい晴れ姿を素敵な写真に残したいですよね。

家族の特別なイベントで、自分史上最高の良い写真が撮れたらさらに最高です。

この記事では、プロの出張カメラマンとして8年間、七五三の撮影をしているフォトグラファーが、パパママ、祖父母の皆さまが、七五三のお参り写真を上手に撮るためのポイントやコツをわかりやすく解説します。

写真撮影をするうえでのコツやポイントはいろいろありますが、その中でも、分かりやすく、すぐに簡単に使える内容にまとめました。

ミラーレスカメラ・一眼レフカメラを使う方だけでなく、スマホで撮る方にも参考になる情報をお届けします。


この記事を読めば、あなたも素敵な七五三の写真を撮影できますよ。


今後のお子さんの撮影にも活かして、幸せな思い出をたくさん増やしていってくださいね。

プロが教える!七五三写真の撮り方【 パパママ向けカメラ撮影のポイント】1

【パパママ向け】七五三写真のポイント4選

七五三のお参り写真カメラで撮影するためのポイントはたくさんありますが、誰にでも分かりやすく、すぐに使えるもの4選にまとめました。

パパママさんだけでなく、七五三を一緒にお祝いする祖父母の皆さまにも、お孫さんの撮影を楽しんでいただけるとうれしいです。

以下で解説していきます。

  • 最高のロケーションを見つける
  • 子どもの笑顔と自然な表情を捉える
  • 服装や小物を活かたシーン
  • カメラ設定と構図の工夫


七五三の魅力を引き出す最高のロケーションを見つけよう

プロが教える!七五三写真の撮り方【 パパママ向けカメラ撮影のポイント】2

神社やお寺の境内には、七五三の撮影にぴったりのロケーションがたくさんあります。


例えば、鳥居は神聖な雰囲気を演出してくれると同時に、写真を撮るには自然光の明るさを確保しやすいスポットなので、お子様の成長を祝う記念写真にぴったりです。


手水舎では、慣れないお着物や草履で緊張気味だったお子さんも、元気に手を洗う表情を可愛らしく切り取ることができます。

プロが教える!七五三写真の撮り方【 パパママ向けカメラ撮影のポイント】3

  • 定番スポットを巡ろう
    鳥居、手水舎、橋、門、本殿前、絵馬など、神社には写真映えする場所がたくさんあります。
    鳥居は周辺がひらけていることが多く、自然光の明るさを確保しやすいので、写真におすすめの場所です。
  • 光がきれいな場所を見つけよう
    空間がひらけた明るい場所で撮影すると、きれいな雰囲気の良い写真になります。
    影が強くでてしまう直射日光が当たる場所はなるべく避けて、柔らかい光の中で撮影できると◎
    晴れた日の明るい屋外であれば、屋根の下や木陰は、きれいな写真になりやすいので、おすすめです。
  • 季節感がポイント
    紅葉や木の実など、季節の風景を取り入れると、バリエーションが出て、より思い出深い写真になります。


季節感を入れるのがおすすめです。

秋の紅葉の季節には、赤や黄色に染まった葉を入れると、より一層華やかで素敵な写真が撮れます。

プロが教える!七五三写真の撮り方【 パパママ向けカメラ撮影のポイント】4

時間帯によっても、写真の雰囲気が大きく変わります。

午前中の柔らかな光は、お子様の肌を美しく見せてくれますし、逆光や斜めからの光は、髪の毛を美しく輝かせて、雰囲気の良い写真にしてくれます。

ただし、スマホの場合は逆光を避けた方がきれいに撮れますので、ご注意を。

子どもの笑顔と自然な表情を捉えるコツ

カメラを向けて、背筋を伸ばして足をきちんと閉じたポーズを取ってもらおうとすると、ごきげんななめになったり、緊張してしまう子もいます。

お子さんの緊張をほどいて、笑顔を引き出すためには、自然な声かけが大切です。


カメラ目線を狙いすぎずに、お子さんが興味をもってくれそうな神社境内の木々や池、絵馬などに視線を促すのも効果的です。

楽しく会話しながら、自然な笑顔が撮れますよ。


お子さんの表情は一瞬で変わるので、タイミングを逃さないように連写を活用するのもおすすめです。

たくさん撮った写真の中から、一番素敵な笑顔の写真を選ぶことができます。

事前にカメラの設定で、連射モードにしておきましょう。

  • お子さんの興味に任せると◎
    カメラ目線だけでなく、お子さんが興味をもってくれそうな、境内の木々や池、絵馬や狛犬などに視線を促してあげると、自然な笑顔や表情を撮れます。
  • タイミングを逃さない
    一瞬の笑顔も逃さないように、連写で撮影するのがおすすめです。
  • 自然な姿を捉える
    ポーズを意識しすぎず、お子さんの自然な姿を捉えましょう。
    お子さんに自由に動いてもらうと、楽しそうな表情がたくさん見られます。
    時間があれば、お子さんに任せて境内や周辺を回ってみましょう。
  • たくさん写真を撮る
    ベストショットは、たくさんの中から生まれます。
    SDカードやメモリーカードの容量はたくさん空けておきましょう。

服装や小物を活かす&自然なシーンを華やかに

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華やかな七五三の衣装は、お子さんの特別な日をさらに輝かせてくれますね。

着物の柄が見えるように少しポーズをとってみたり、女の子は裾をひらりとさせて、少し回転してみたりするのもおすすめです。

また、扇子や和傘、巾着やバッグなど、小物を活用することで、写真に動きがでて、生き生きとした素敵なカットになります。

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家族と手を繋いだり、抱き合ったり、温かいふれあいを写真に残すのもおすすめです。

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  • 衣装の特徴を生かす
    着物やドレスの柄や色に合わせて、動きをつけてみましょう。
  • 小物を使う
    扇子や和傘、巾着やバッグなど、小物を活用することで、写真に動きが生まれます。
  • 家族とのふれあいを表現
    家族と手を繋いでるシーン、ぎゅっとしたり、ほっぺをくっつけたり、この時期の小さいお子さんとだからこそできる、温かいふれあいの時間を写真に残しましょう。

家族と手を繋いで歩いているシーンも思い出になります。
お着物の後ろ姿や髪型もしっかりと映るので◎

正面向きの記念写真だけでなく、こうしたカットを撮っておくことで、後から見返した時にもストーリー性のある素敵な写真に仕上がります。

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カメラ設定や構図を工夫して写真のクオリティアップ

カメラの設定のポイント

カメラの設定を少し変えるだけで、写真のクオリティは大きく変わります。

撮ったそのままで綺麗!
色も思い通り!
逆光でもきれい!
(逆光の方がキレイだからむしろ撮りたい。笑)

という点も、スマホ写真との大きな違いかと思います。

ミラーレスカメラ、一眼レフカメラは設定がとても大切。

これを使いこなせると、本格的な写真が残せます!
ここでは、カメラならではの撮影ポイント「設定」についてご紹介しますね。

もし分からなくなってしまったら、⑤露出/明るさ(+-)だけでもOK!

ぜひ取り入れてみてください。

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①ホワイトバランス


自動(オートホワイトバランス:AWB)にします。

理由は、かんたんに自然な色合いを保つため、また、シャッターチャンスや他の設定に集中するためです。

ホワイトバランスは自動性能も上がっていますので、最近のカメラなら、自動(オート)でカメラにお任せでOKです!

②ISO感度もオートに

ISO感度を調整することで、暗い場所での撮影にも対応できます。

ISO感度はオート(自動)に設定することで、初心者でもマニュアル(M)モードイメージ通りの写真を撮ることができます。

最近の一眼レフ、ミラーレスカメラなら、ISO感度はある程度、高めに設定しても大丈夫ですが、基本はなるべく低いほうが◎。

ISO感度は低い数字のほうが、ノイズが少なく、解像感の高いきれいな写真が撮れます。

お使いのカメラの機種によってもノイズの出方は違いますが、七五三のお参り写真は日中の屋外がメインなので、ノイズはあまり気にしなくて大丈夫です。


ISOオート(自動)で、上限をISO1600~ISO6400程度に設定しておきましょう。



③シャッタースピード(SS)


子どもが動いているときは、ブレを防ぐためにシャッタースピードを速く設定します。

3歳さん、5歳さんは、特によく動きまわって活動的なので、シャッタースピードを速く設定するのもポイントです。

目安としては
「動いている=1/250秒以上」
「走っている=1/500秒以上」
のシャッタースピードを推奨しています。

これにより、動きが多いシーンでも被写体ブレのない、きれいな写真を撮ることができます。

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④絞り(F値)

子ども1人が主役なら、F1.8~F4くらいの低い数字で設定します。
( 絞りを開放気味にする。)

F値を変えると、背景が美しくぼけて被写体が引き立つ効果があります。

また、1/250~1/500などの速いシャッタースピードで、暗い場所で撮影した際にも、明るい写真を撮ることができます。

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⑤露出/明るさ(+-)

+-で明るさを調整します。

上記の設定が良くわからなければ、明るさだけでもOKです。

撮影の状況により異なりますが、
基本はお子さんの顔の明るさに合わせて、+に上げる方が、被写体を主役にした綺麗で印象的な写真を撮影できます。

構図やアングルを工夫してみる


写真の構図やカメラアングルは、見た人の目にどのように情報を伝え、どんな印象を与えるかを大きく左右するものです。

同じ場所でも、構図を変えると全く違った印象の写真になります。

難しく考えすぎずに、少しだけ意識して撮ってみると、バリエーションが増えて写真を楽しめると思います。

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主役を際立たせる「三分割法」

  • 画面を縦横に3分割し、被写体を交点に配置する「三分割法」を使うとバランスがよくなり、主役が引き立ちます。
  • 主役を中央に置かないことで、動きや広がりを感じさせる構図が完成します。

背景も意識した構図選び

  • 神社や自然の背景を活かすことで、伝統的な雰囲気を演出できます。
  • 背景をぼかす「F4以下」を活用して、主役をより引き立てましょう。

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スマホ写真は撮った後の編集がポイント


スマホで写真を撮る場合は、撮影後の編集で、さらに魅力的な写真に仕上げましょう。

わたしが最近使っているスマホ写真の編集アプリは「Meitu」です。

細かい明るさ調整や色ごとの彩度調整などが出来るので、自分好みのテイストに仕上げられます。
このアプリには沢山の機能があって、若い女の子向けな感じなのですが、写真編集機能だけ使っても良いかと思います。

まとめ

七五三のお祝いは、家族みんなで楽しめる素敵なイベントです。

紹介したポイントやコツを参考に、お子さまの自然な笑顔や晴れ姿の素敵な写真をたくさん撮影してくださいね。

また、どうしても自分では上手く撮れる自信がない(><)
一生に一度の大切なイベントは、子どもに最高の写真を残してあげたい!
という方は、プロのカメラマンに依頼するのもおすすめです。


そして撮った写真はフォトブックやプリントグッズに。
おじいちゃま、おばあちゃまへのプレゼントにも大変喜ばれます。

大切な写真はフォトブックに♪
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この記事が、七五三の幸せな思い出づくりのお役に立ちましたなら幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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現役フォトグラファー。クリエイター。
元メーカー企画開発・マーケティング職10年(会社員)→出産子育て&転職をきっかけに、好きや得意を活かした自分らしい働き方をしたいと、一念発起し転身 → フォトスタジオ勤務などを経て、カメラマンとして独立しました。
Adobe Lightroom、Photoshop、Nikon&Sonyが相棒で毎日使っています。
プロカメラマン歴8年のHanaHanaが
【生成AI・写真・デザイン・集客コンテンツ】作りについて、実際に使って役立つ情報をシェアしています♪
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