【2025年最新】Adobe Firefly! 生成AI動画を試したので使い方などをシェアします♪

2/13に開催されたAdobe MAX Japan2025でアドビ製品の新機能が発表されました。
Adobe Fireflyの最新アップデートでは、待望の生成AIによる動画機能が登場!
これまでの画像生成に加え、テキストや画像から動画を作れる機能が追加され、よりクリエイティブな表現が可能に。
また、動画の翻訳や音声の多言語変換も実装され、グローバルな発信がさらに手軽になりました。
特に注目したいのは、業界初の「安全に商用利用できる生成AI動画」という点。
企業やフリーランスのクリエイターにとって、著作権のリスクを気にせずに安心して活用できるのは大きな魅力ですよね。
今回の記事では、最新のAdobe Fireflyを実際に試してみた結果や、生成AI動画の作り方、料金プランなどを解説していきます。
- Adobe Fireflyの最新機能
- 最新のAdobe Firefly料金プラン
- 生成AIを活用した動画の作成方法
- 実際に使ってみての使用感
- 商用利用可能な生成AIについて
ひとり起業・ビジネス・副業をされている方、クリエイティブな活動をしている方、これから生成AIをもっと活用していきたいと思っている方のお役に立ちましたら幸いです。
- Adobe利用歴21年
- Photoshop、Lightroomを仕事で毎日使っていて、現在はAdobe Fireflyの使い道をいろいろと試し中
- 元メーカー企画開発・マーケティング職10年→ 現役フォトグラファー・クリエイター
「Adobe Firefly」最新バージョンが登場
2/13に開催されたAdobe MAX Japan2025でアドビ製品の新機能が発表されました。
注目の生成AI機能はさらに進化して、Adobe Fireflyには新たに「動画生成」や登場人物の喋りを本人の声質そのままに多言語に翻訳できる「動画を翻訳」「音声を翻訳」などが追加されました。
- テキストから動画生成
- 画像から動画生成
- 動画を翻訳
- 音声を翻訳
- シーンから画像生成(ベータ版)
→ 3Dスケッチや参照シェイプからプロ品質の画像を生成する機能
AdobeExpressやPhotoshopもアップデート!
動画編集のPremiere ProでもAI機能が使えるようになり、既存のPhotoshopなどの生成AI機能も向上して、さらに使いやすさもアップし、AIを使った複雑なレタッチ処理など出来ることが多くなりました。
写真編集のLightroom、ノンデザイナーも手軽にデザインが作れるAdobe Expressもアップデートされて実務に使える細かやかな性能アップが、既存ユーザーにもうれしい発表となりました♪
アドビの生成AI「Adobe Firefly」の料金プランと内容も新しく変わりましたので、以下で解説していきます。

安全に商用利用できる生成AI動画モデル
最新版の「Adobe Firefly」ではユーザーからの要望が多かった生成AI動画機能が利用できるようになりました。
特徴は業界初の安全に商用利用できる生成AI動画という点です。
企業やプロクリエイターが自信をもって使用できることを強調しています。
商用利用や著作権については過去の記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

現在、使える動画生成のベータ版では、テキストプロンプトから高品質な1080pの動画生成ができるほか、画像を読み込んで、その画像を元に動画を生成する機能があります。
Adobe Fireflyで生成される動画サイズは、ワイドスクリーン16:9と、スマホ動画に対応された縦型9:16の2タイプから選ぶことができる仕様です。
最新版Adobe Fireflyの概要
最新版Adobe Fireflyの料金プラン
2/13より提供が開始された2つの料金プランでは、写真などの画像生成やイラストなどのベクター機能を無制限に利用できて、新しい動画機能と音声機能にはプランごとに生成できる範囲(容量)が設定されています。
個人向けプランでは月1,580円から利用できます。
現在はスタンダードプランとプロプランが用意されていて、今後は動画を大量に制作するプロ向けのプレミアムプランも予定されています。
3/15までの早期アクセス価格ということになっていますので、その後は価格も変わることが予想されます。
気になっている方は3/15までに始めるのが良さそうです!
Firefly Standard | Firefly Pro | Creative Cloud コンプリートプラン | |
---|---|---|---|
利用できるアプリ | Adobe Firefly 〇 | Adobe Firefly 〇 | Adobe Firefly を含む20以上〇 |
生成クレジット | 月2,000 | 月7,000 | 月1,000 |
画像生成 | 無制限 | 無制限 | 生成クレジットで利用できる。画像生成1回で通常1クレジット |
動画生成・音声翻訳 | 5秒間のビデオを最大20本または 最大6分間のオーディオとビデオを翻訳 | 5秒間のビデオを最大70本、または 最大23分間のオーディオとビデオを翻訳 | ビデオ・オーディオの生成機能に制限あり |
料金 | 月1,580円 | 月4,780円 | 月7,780円 |
Adobe Firefly生成AI動画の使い方
さっそく最新版Adobe Fireflyの生成AI動画を試してみましたので、使用感や出来上がった動画をシェアしたいと思います。
自分の持っている写真や画像からも動画を生成できるということなので、まずは沖縄の風景写真を「フレーム」の部分に2枚アップロードして動画を生成してみました。
旅の絶景スポットを紹介するリール動画のイメージで、プロンプトも入れてみて、縦型のスマホサイズで生成!
すると短時間で、5秒間の動画が生成されました。
2枚の写真をつなげて、さらに写真にはない風景や街並みもAI機能で映像生成が加えられていました。
中盤に見える映像はAI生成された部分で、いい感じのリゾートとビーチが映し出されています。
Adobe Fireflyでつくった生成AI動画①
<Adobe Firefly生成AI動画①で使用した2枚の風景写真>


プロンプト
「沖縄の美しいビーチで、エメラルドグリーンの海と白い砂浜を映し出す。波の音と共に、家族がシュノーケリングを楽しむシーンを表現してください」
プロンプト指定ですが、AIさんに愛をこめて丁寧に語り掛けてみます。笑
5秒間の短い動画なのと、2枚の写真を指定しているためか、プロンプトの内容はうっすら反映されたような印象でした。
私の現在のAdobeプランでは、生成クレジットが月250あるのですが、5秒間の2つの動画がお試しで生成できて、画像やイラストなどは250の生成クレジット以内であれば、引き続き使える仕様になっていました。
画面右上のアカウントから残りの生成クレジットがわかります。
↓

Adobe Fireflyでつくった生成AI動画②
2つめは写真画像は指定せずに0からプロンプトのみで動画生成を試してみました。
プロンプト
「沖縄の美しいビーチで、エメラルドグリーンの海と白い砂浜を映し出す。波の音と共に、家族が散歩を楽しむ後ろ姿のシーンを表現してください。」
今回もAIさんに愛をこめて丁寧に語り掛けます。笑
作られたのは5秒間の動画なので、長いプロンプト文章で書いた人物は出てきませんでしたが、きれいな海の映像が映し出されていますね。
安心して商用利用ができるAdobe Fireflyの新機能、今後もいろいろと試してみたいと思います。
Adobe Firefly動画生成ページ画面
↓

2025年最新版Adobe Fireflyのまとめ
今回のAdobe Fireflyの最新アップデートでは、生成AIの動画機能登場して、機能も大きく進化し、テキストや画像から動画を作成できるようになりました。
特に安心安全な商用利用が可能な点が特徴で、企業や個人クリエイター、個人ビジネス、副業の方にとっても魅力的なツールとなっています。
新機能のポイント
- テキストや画像から動画を生成:
プロンプトを入力するだけで映像が作れる - 動画・音声の翻訳機能:
多言語対応でグローバルな活用が可能 - シーンから画像を生成(ベータ版):
3Dスケッチや参照シェイプからプロ品質の画像を作成
実際に試した感想
- 短時間で動画が生成され、初心者でも日本語で簡単に使える
- 手持ちの画像を指定してより意図に近い動画が作れる
- プロンプトの反映や生成のコツを今後いろいろと試してみたい
料金プランとおすすめの選び方
- ほかのAdobe製品も使うなら:
「Creative Cloud コンプリートプラン」 - 個人利用なら:
月1,580円の「Firefly Standard」プラン - より多くの動画を生成したいなら:
月4,780円の「Firefly Pro」プラン
実際に使ってみて、生成AIに慣れていない人やAdobe製品を使っていない人にも直感的な操作ができる点が魅力だと感じました。
動画編集の知識がなくても、プロンプト入力やアングルを指定して映像を作れるので、SNS用のショート動画やプロモーション動画の制作にもぴったり。
特に、InstagramのリールやYouTubeショート、TikTokなどの縦型動画にも対応しているのが嬉しいポイントです。
また、商用利用が可能なので、企業やフリーランスのクリエイターにとっても安心して使えるツールになっています。
早めに使い始めることで、トレンドの最前線を押さえたコンテンツ制作ができそうですね。
今後もAdobe Fireflyの最新機能を活用しながら、便利な使い方や実践例をシェアしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!