【後編】プロカメラマンが教える!0歳赤ちゃん写真をかわいく撮るカメラ設定とコツ<2>
こんにちは、プロカメラマンのHanaHanaです。
普段から、ベビーキッズの出張撮影をメインに、ポートレートや企業広告などの撮影をしています。
赤ちゃんのかわいさを最大限に引き出すカメラの設定や撮影のコツ~後編~です。
【前編】のまとめ
前編ではカメラとレンズの選び方や設定のポイントをお伝えしました。
<カメラ設定まとめ>
- ISO感度をオート(自動)に
- 絞り(F値)はF2.8、F4などの小さい数字で
- シャッタースピード・・・起きている時は1/160前後に
- シャッタースピード・・・寝ている赤ちゃんなら1/40くらい
また、赤ちゃんの写真をかわいく撮るためには、撮影環境も重要で、光の活かし方や背景についてもご紹介しました。
後編では、そのほかのポイントについてお話していきます。
赤ちゃんの魅力を引き出すコツ
赤ちゃんの自然な笑顔を引き出す方法
ママやパパが優しく声をかけたり、好きなおもちゃで遊びながら撮影することで、自然な表情を引き出せます。
顔を近づけて笑いかけたり、スキンシップをしたり、いつもの雰囲気で楽しくしていると、赤ちゃんも安心して笑顔を見せてくれますね。
出張撮影では、赤ちゃんが好きなおもちゃやスマホで音楽を流したり、ご家族にカメラの隣や後ろに来ていただいて、声かけをしてもらうと効果的です。
みんなで楽しい気分でわいわい撮影していると、赤ちゃんもごきげんになってきて、良い表情が撮影できます。
ポーズとアングルの工夫
寝ている姿や、遊んでいる姿など、さまざまなシーンを捉えることで、多彩な表情を引き出すことができますが、赤ちゃんをかわいく撮るためには、ポーズとアングルの工夫が大切です。
ここでは、パパママが簡単に実践できる具体的なアイデアをご紹介していきます。
- ねんねのポーズ
赤ちゃんをお布団やラグに寝かせ、手足を伸ばした自然な姿での撮影。
全身とお顔のアップのカットがおすすめです。
成長していくと、「あの時はこんなに小さかったんだ~」と感動しますよね。
フワフワの毛布やタオルを使うと、背景に可愛さが加わりますよ。
- おもちゃと一緒
お気に入りのおもちゃを持って撮影すると、赤ちゃんの興味と楽しそうな表情を引き出せます。
おもちゃを一生懸命に見つめたり、真剣にあそんでいる赤ちゃんの様子もとても可愛らしいですね。
- 家族カット
一緒に遊んでいる家族の姿を撮るのもおすすめです。
みんなで笑い合う瞬間を切り取ると、赤ちゃんの素敵な笑顔が引き立ちます。
- 抱っこのカット
ママやパパなど家族が赤ちゃんを抱っこしているシーンを撮影します。
赤ちゃんのお顔がメインになるように、目線の高さか少し上から撮ると、表情をしっかり捉えられて瞳のかわいさも引き立ちます。
写真編集と保存方法
簡単な編集テクニック(明るさ、コントラストの調整など)
撮影した写真をさらに素敵にするためには、簡単な編集を行うことが効果的です。
明るさやコントラストを調整するだけで、写真の印象が大きく変わります。
赤ちゃんの写真編集では、シャドウ・ブラックの項目を上げて、写真全体にやわらかさを出します。
特に顔の明るさを足してあげるのが可愛くなっておすすめです。
無料の編集ソフトやアプリを利用して、手軽に編集を楽しみましょう。
写真の保存方法とプリント
撮った写真を長く楽しむためには、保存方法も大切です。
クラウドサービスや外付けハードディスクにバックアップを取っておけば、あとからRAWデータの編集をすることもできますし、時間ができたタイミングで、フォトブック作りを楽しむこともできますよ。
赤ちゃんの身長そのままのサイズで作れる等身大フォトは、インパクトがあって、思い出に残るのでいいですね。
わたしがお仕事でも使っているのは、FUJIFILMのフォトブックハードカバー(A4サイズ)です。
家族写真やハウスメーカーさんの完成写真に、普段からよく制作しています。
ハードカバーのフォトブックは、表紙面だけでなく、中の写真ページも厚みがしっかりとあるタイプ。
紙がヘタレたり、お子さんがうっかり破いてしまう心配がなく、長く愛用できるのが、使っているポイントでもあります。
もちろん写真のプリント技術はお墨付きの富士フィルムなので、きれいなフォトブックが出来上がって、満足感もちがいます。
家族写真は、明るく優しい印象の表紙デザインに。
企業向けや大人向けの写真には、表紙をブラックにして、高級感と落ち着きのある仕上がりにと、クライアントさんに合わせた高品質なフォトブックに仕上げてくれています。
FUJIFILMプリント&ギフトのフォトブックは、種類が豊富で、作り方もいろいろ選べるので、ベビーフォトのフォトブックにおすすめです。
0歳ベビーフォトをプリントグッズやフォトブックにすると、たのしい時間がもっともっと増えますので、ぜひ作ってみてくださいね。
まとめ
0歳の赤ちゃんの写真をかわいく撮るためには、カメラの設定や撮影環境、そして赤ちゃんの自然な魅力を引き出す工夫が欠かせません。
ご紹介してきた撮影のポイントを実践すれば、日常のワンシーンを素敵な写真にすることができますね。
柔らかい光を利用することで赤ちゃんの可愛さを最大限に引き出したり、家族の声かけでとびきりの笑顔になったりと、自然な表情の瞬間を捉えることができます。
また、撮影後の編集もポイントです。
明るさやコントラストを調整するだけで、写真の印象が大きく変わります。
無料の編集ソフトやアプリを使えば、簡単にプロのような仕上がりにすることができます。
プリントやアルバムに残すことで、いつでも手に取って見ることができる素敵な宝物になりますね。
カメラと写真で、かわいい赤ちゃんとの時間をもっともっと楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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